東京都障害者スポーツ大会で研修を行いました。
好天に恵まれた6月2日(土)に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で開催された第19回東京都障害者スポーツ大会陸上競技(身体・精神部門)に、本会指導員で来年10月のいきいき茨城ゆめ大会で特殊種目審判員に予定されている9名が参加し、車いすスラロームと視覚障害者50m走(音源走)の審判法について見学と実地を体験しました。人口の多い東京都はさすがに選手の参加者数も多く、車いすスラロームは本県では一桁の参加者数ですが、東京都では3コースで延々と行われたため参加した指導員も6、7回記録取りを体験させていただきました。また、ソフトボール投げは参加者が多いので、別会場で一日中行なっているということでした。
当日は(公社)東京都障害者スポーツ協会の藤田課長、東京都障害者スポーツ指導者協議会の植田会長、三浦副会長から懇切丁寧な説明、ご指導をいただき、本番での役割の遂行に大いに役立った一日でした。
参加者の中から立川妙子さんと酒井美智子さんが感想を寄せてくれたのでご紹介します。
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「身体」「知的」「精神」の三障害を統合した都内最大規模の障害者スポーツ大会の様々な種目があるなかで、今回は音源走とスラロームを見学しました。実際に見学し、一番の印象は、選手の人数の多さです。茨城県と比べてたくさんの方がスポーツを経験し、大会に参加できる環境が整備されているのだと感じました。本県も、国体に向けてそして国体後も、誰もが生涯を通じてスポーツを楽しむ環境が整っていることを願いたいと思いました。また、今回見学して学んだことを今後の活動に活かしていきたいと思います(立川さん)。
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「人生最後の機会。いきいき茨城ゆめ大会に関わりたい」という思いから,審判員の協力者として手をあげました。
今年度の総会後の研修会で,「車いすスラロームと音源走とは何ぞや?!」を知る程度の自分の知識を補うため,東京都の大会の見学を希望しました。実際に競技を見るだけでも参考になると思っていましたが,当日は運営側のご配慮をいただけたということで,競技を間近で,かつ審判員の方々からアドバイスや説明などをいただきながら見学することができました。
大会運営では大小さまざまの想定外のできごとが起こること,驚くほどたくさんの方の協力が必要なことなどいろいろなことを知ることができました。短い時間でしたが,1年後のいきいき茨城ゆめ大会へ向けて,ワクワク・ドキドキを実感できる研修でした。(酒井さん)