ボッチャ体験会を開催しました
障がい者スポーツ指導員として、また茨城県ボッチャ協会の役員として活躍されている横山 猛さんがボッチャ体験会のレポートを投稿してくれました。
令和4年11月16日 茨城町のひまわり会ボッチャ交流会が行われました。
主催 茨城町社会福祉協議会
参加人数 55名
ボッチャは初めてという方々なので初心者向けに簡単なル-ルで、ボックスも赤白
2ボックスで行いました。
最初は皆さん戸惑いながら、ボールは意外に重いんだねとか、なかなか思ったところに上手く投げられないとか言いながらプレ-していましたが、2エンド過ぎたころから、慣れてきたのか、ただ投げるだけでなく、相手を邪魔しなければダメとか作戦を立てて投げるようになってきました。
皆さん、初めてのわりには、だんだんとボッチャにのめり込んで行く様子が見て取れました。
私が一番印象に残ったのは、参加者の中に全盲の方が2名程おられて、その方たちにボッチャという競技をどの様に説明し理解してもらい、プレ-する方法はどうしたらいいのか
私も初めての経験の為、分からないまま、いろいろな方法を試させて頂く事にしました。
まず、ボールを自分の感覚で投げてもらい、今の投げ方で何メートルですよと声掛けして、距離の感覚を感じてもらい、方向は投げる方の腕を目標方向に向けてあげ、投げる時は目標地点を指示板を使い床を叩き続ける事で方向と距離を自分で感じてもらうようにしながら投げてもらう事で結構上手くいきました。
又、随時、今の状況の説明は、コルクボードにジャックボール、赤ボール、青ボールは形の違うピンを刺して、今はこの様な状況になっていますよと、それを自分の手で触って確認してもらいながらプレ-しました。
最後に、その方達からボッチャは面白かった、又、是非この様な機会を設けてほしい、又やってみたいと言う言葉を直接私に言ってくれた事がなによりうれしかった事でした。